ゲーム後記

龍が如く / セガ
(Play Station 2)
期待度:★★★☆☆
完成度:★★★★☆
グラフィック:★★★★★
シナリオ:★★★☆☆
サウンド:★★★☆☆
満足度:★★★★☆
まず最初に一言
「人死にすぎ!ヒロインまで殺してどうするの!」
です。
任侠ものだから死にまくるのは仕方ないけど生き残るのは主人公とそれ以外数人だけってのはあまり納得いく物ではなかったですね。
ヒロイン残して結婚とかさせる方が個人的には良かった。
プレイしていて気になったところはやはりロード時間。
移動画面から戦闘画面(不良やごろつきなどとの戦闘)への移動がかなり長い。
戦闘自体は短いためどうしても気になって仕方ないですね。
PS2のメモリではメモリ配分をするのが難しかったのかもしれませんが、もっとスムーズに移動と戦闘の画面遷移が出来なかった物なのかと思います。
RPGとかと違い戦闘メインではないのでそういう意味では戦闘のロードが長くてもいいのかもしれないですが残念かなぁ。
あとはシステムや移動などのカーネル部分。
ここも納得いくような感じではなかったです。
セガにしては煮詰めていないって感じに見えました。
ストーリーもラストがもやもやだし、音楽にいたっては無いに等しいし、操作方法なども悪い。そして極めつけのロード時間の長さ。
グラフィックが書き込まれてて綺麗だという以外はぎりぎり合格点与えていいかなって感じ。

ToHeart2 / Leaf
(Windows)
期待度:★★★☆☆
完成度:★★★★☆
グラフィック:★★★★☆
シナリオ:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
満足度:★★★★☆
チェックしていなかったら発売していたという落ち。
とりあえず全エンドしたので感想などを。
1と比べると絵の質は良くなっていてみんなかわいく書けてました。
ただ文章スキップをもう少し速くした方がいいのではないのかとか注文も多少有りますけど。
全体的には良かったと思います。
下の評価(☆評価)でも分かると思いますが特に良かったってのは少ないです。
ストーリー重視でエンディングないものや、ストーリーそこそこでエンディングないもの。
終わりよければすべてよしだけど、終わりが全然ダメでストーリーも先が読めるものが多かったり。
1よりもいい部分もあるけど1よりも低いキャラも多い。
現実ではまずあり得ないけどもしも自分がつきあうとするなら、このみか優季。
お気に入りキャラは愛佳。
では各キャラの感想でも(攻略順)
PS2版に比べるとシナリオは少し追加されています。
というかPS2版とWin版は各キャラ前半7割くらいは同じ。
18禁部分やそれに付随する部分が足されているのでPS2版よりもWin版のほうがいいのは当然。
でも各所で効果音があったりなかったり。そこらへんはもうちょい統一して欲しかった。
柚原このみ
(ゆずはらこのみ)
ストーリー
★★★★★
エンディング
★★★★☆
シーン
このみの部屋
主人公の一つ下の隣に住んでいる幼なじみ。
全体的にまとまっていてわかりやすいストーリーでした。
もちょっと核心に迫ってもよかったような感じはしますが、これはこれでいいと思います。
主人公はこのみのことを幼なじみとしてしか見ていなく、このみは主人公のこと好きでという、
1でいえばやはりあかりと同じような設定。
主人公が鈍いというのもあるけどこのみもはっきり言わないから。
エンディングは多少先まであって(でも少ない)今後どうなるかが分かりやすいので★は4つ。
小牧愛佳
(こまきまなか)
★★★★☆ ★★★☆☆ 図書室
男の子が苦手という設定で、主人公も女の子苦手という設定のため
最初はかなりおどおどモードから始まるシナリオ。
でも最後には「恋人ごっこ」から本当の「恋人」に変わるという内容。
キャラがかわいいのでなかなかナイス。
てんてこ舞いでお目々ぐるぐるの状態がこれまた萌え〜。
十波(長瀬)由真
となみ(ながせ)ゆま
★★★☆☆ ★★☆☆☆ 主人公の部屋
裏表有るキャラ。
さばさばした偽名である十波と、心が空っぽの人間不信の長瀬の間で揺れるストーリー。
後半の長瀬モードはちょっと個人的に受け入れることがきつい。
ラストのラストはいい感じなだけに…ね。
向坂環
(こうさかたまき)
★★★☆☆ ★★★☆☆ タマ姉の部屋
美人で頭もよく運動も出来、いわゆる才色兼備ってやつですが、暴力的なキャラ。
主人公の幼なじみで一つ上。
1週目のこのみのときにこのキャラみたときものすごくイライラして殺したくなったキャラ。
でも攻略を進めるとなかなかかわいい。
まぁこういうキャラもいいんじゃないかな。かわいさはたぶん1,2位争いそう。
るーこ・きれいなそら
(ルーシー マリア ミソラ)
★★☆☆☆ ★★☆☆☆ 主人公の部屋
宇宙人”るー”から来た子。帰れなくなっているところに主人公と出くわす。
3回しか使えないるーの力を4回使ってしまい帰れなくなるが最後にはちゃんと帰れる。
でもラストでまた戻ってくるのですがそのときにはなぜか”るーこ”という名前は覚えていない。
設定でどうなったかとか詳しく説明も文章でされていない。
たぶん45光年先で数年罪を行ってから戻ってきたため時間が経ったんだと思うんだけど…
(地球との時間がありすぎ?数日なのに)
姫百合珊瑚、姫百合瑠璃
(ひめゆりさんご、るり)
★★★☆☆ ★★★☆☆ 姫百合家風呂場
主人公の一つ下の双子。
性格なども正反対。
明るい珊瑚ちゃんと、怒りっぽい瑠璃ちゃん。
いろいろ喧嘩しながらで結局主人公との三角関係で決着する。
エンディングあたりももう少し先まで見たかったので評価はあまり。
(他のキャラでエンディング評価が低いのはラストが気に入らないか短いため)
ちなみにHMX-17aイルファってメイドロボがこれには出てきます。
笹森花梨
(ささもりかりん)
★☆☆☆☆ ★☆☆☆☆ 体育館ミステリ研究部室
いやはや、これほどキャラとして不必要なキャラはいないでしょう。
シナリオ薄い。内容ない。エンディング皆無。キャラかわいくない。
いうことないキャラです。なので感想もほとんどない…
草壁優季
(くさかべゆうき)
★★★★☆ ★★☆☆☆ 学校屋上
未来から少し過去にやってきた少女。かわいさ1,2位争うよん。
主人公が新聞で死んだことを見てその部分を切り取り現場に向かった途中で光に包まれ数日前に飛ばされた少女。
そこで主人公との数日間のやりとりがあります。
その後その死亡した日になりトラックにぶつかりそうなところに現れて主人公を押し倒して助け、本人はトラックの方へ。
なんとも悲しいストーリーですがその後その少女はちゃんと未来に戻ってきており主人公と再会します。
しますがして終わり。……その先がもう少し見たいんや!!!!
(なにせこの少女は主人公が小さい頃に転校した一応幼なじみなんだから)
なにせエンドロール後にシナリオが続かないキャラはこれのみ。とほほ。
久寿川ささら
(くすがわささら)
★★★★★ ★★☆☆☆ 学校生徒会室
主人公より一つ上の先輩。
誰も近づけさせないオーラを放っており、逆らったら退学させれるという噂もあるくらい。
でもシナリオは他の中で一番よかった。
前半の心を開かないモードから終盤の心を開いたシーンへの移行。そしてその後は最高。
ちゃんと両思いになれていいんだけど、やっぱりエンディングかなぁ。
海外に行っちゃうんですが、それも有りだとは思うのですけど、行ったように見せかけて
戻ってくるという形の方がよかったなぁ。
まぁWinオリジナルみたいだから仕方なかったのかもですが…。

 

XANADU NEXT -ザナドゥ ネクスト- / 日本ファルコム
(Windows)
期待度:★★★★☆
完成度:★★★★☆
グラフィック:★★★★★
シナリオ:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
満足度:★★★★★
“あの”ザナドゥの続編という形での発売になったザナドゥ ネクスト。
ようやくクリアしましたのでこちらへ書きたいと思います。
ザナドゥといえば、
『敵の数が決まっている』『アイテムの数が決まっている』『助言者が居ない』『食料がある』『熟練度がある』『4つのクラウン+ドラゴンスレイヤーを入手しガルシスを倒す』
というこの頃にはなかった斬新なものでした。
今でもこのような制約のあるゲームは多くはないと思います。
今回のXANADU NEXTでは、
『熟練度がある』『4つのクラウンとドラゴンスレイヤーを入手しガルシスを倒す』
の2点のみ残っていまして、
敵やアイテムに限りはなく比較的容易にレベルもあげれるシステムとなっています。
いわば“ブランディッシュとイースを足してザナドゥ色に染めた”という感じの仕上がりです。
シリアルな展開の中に戦闘の奥深さがある部分=ブランディッシュ
敵を爽快に倒しボス戦が迫力有る=イース
熟練度がある=ザナドゥ
パズル要素がある、隠し要素がある=ブランディッシュ
というところでしょうか。
なんかこう見るとザナドゥとしての要素はそんなに多くないすねぇ。
アイテム名や武器名などはザナドゥのものを使ってますのでそういわれるとそうなんでしょうというところですか。
ブランディッシュの最新作といっても通用しそうに感じます。
音楽は基本となるザナドゥの曲(旧ザナドゥの曲及び、RevivalXanaduではLevel1の曲)を数種類にアレンジされ、至る所で使用されていました。
あとはほとんどが新曲ですが特に場違いなところはなくいい感じに仕上がったように感じます。
システム的には、自由に視点を変えることが出来たらもっとよかったのにと思ったりもしました。
上を向いたり下を向いたり。
視点を変えれないところでも変えれたり。
あと、オンラインゲームのせいか、左クリックで回転させようとかしちゃったりと操作系でも不慣れなところが随所にでちゃいました。
マップについてはまぁあんな感じで表示される(不思議なダンジョンシリーズのようなマップ表示:参考画像1)のはあれでいいのかもしれませんが、
できれば色づけまでされて壁や川なども色でかるく分かると良かったですね。
でも奇岩城(最後の城)は立体迷路になっているのでちと無理か^^;
2週目の得点などがないので少しさびしいかなぁ。
クリアデータをもちいてプレイできたり(各ガーディアンのレベルそのまま受け継ぎ、熟練度受け継ぎ)できたら面白かったのに。

参考画像        

 

ロマンシング・サガ ミンストレルソング / SQUARE ENIX
(PS2)
期待度:★★★☆☆
完成度:★★★★☆
グラフィック:★★★★☆
シナリオ:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
満足度:★★★★★
ようやく1人クリアしたのでこちらに載せます。
今回解いたのはアイシャです。
ちなみにSFC版は一人も解いておりません。
ファミコンランドでバイトしてたときに中古ソフトを借りてプレイしたのですが敵の方がどんどん強くなってしまい倒せなくなってしまったためやめてしまいました。
ちなみに今回のPS2も同様に途中で敵の方が強くなってしまってかなりきつい時期がありました。
武具が全く変えずジュエルもたまらない状態になったため体術に変更ししのいでいましたが、結局体術でクリアしてしまいました。
HP570くらいで試しにサルーイン戦に挑んだらあっさり倒してしまったものでして。
PS2になって画像及び音楽が飛躍的によくなって個人的には満足してます。
戦闘システムもサガフロンティアの連携などを元にかなり改良進化させてあり戦闘もほぼ納得ですね。
結果的に始めてクリアする形になりましたが、ロマサガ1はまさかシナリオ何もこなさなくても戦闘回数のみでラスボス出現するとは思っていなかったので
それがSFC版で分かっていれば解けていたのかもしれません。
なにせロマサガは3で始めてクリアしてますので。

 

イース -フェルガナの誓い- / 日本ファルコム
(Windows)
期待度:★★★★☆
完成度:★★★★☆
グラフィック:★★★★☆
シナリオ:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
満足度:★★★★★
とりあえずハードまでクリアしたのでこちらへ載せます。
PC88/98版が発売されて10数年経ちWindowsと今の技術を使って復活したイース3。
全体的なシナリオはイース3と同じです。
出てくるボスも基本的に同じですが戦法が違いかなり難易度の高いものとなっています。
音楽は長時間きいてると鬱陶しく感じるためアレンジをもう少しソフトにしてもよかったような気もします。
プレアレンジと比べると全く別物なので本当にこのプレアレンジをアレンジして今の形になったのならすごいことだとは思いました。
プレアレンジとゲーム使用曲との間くらいのアレンジで良かったんではないかなと個人的には思います。
グラフィック系はイース6+αです。
つまり低スペック向けにもちゃんと考慮されているといったところでしょうか。
家の環境ではすべての画面効果にチェックをいれると重くなりすぎるので一部効果を消してプレイしましたが、ボスではやはり重くなりました。
ガルバラン戦でもほぼ処理落ちはないのですが玉が沢山でたりすると急激に重くなったり、最後の卓球では重くなったことから跳ね返せずにゲームオーバーになったりと家のスペックでもまだまだ足りないみたいです。
サブシナリオなどもいくつか用意はされていますが、本当に必要になるサブシナリオは1つくらいで、それ以外はアイテムもそんなにいいのをもらえなかったり、全くもらえなかったりと。
もっと脇道的なシナリオも合っても良かったんではないかなと思いました。
イース3をリメイクする。結構難しい話だとは思うんです。
イース1,2も確かにサブシナリオ的なものもありましたが、基本はそのまま移植でしたから。
イース1の場合、追加された部分はほぼ皆無といっていいのではないでしょうか。
バルバドの町がある程度だし。
イース2の方もプレゼントしてアイテムもらえたりしますがそこまでそれたシナリオは存在しません。
個人的には旧イース1エターナルにあった開発室みたいなものを今回も用意してほしかったかなとか思ったりもしましたし、
折角イース3の作曲をした石川三恵子さんもまだファルコムにいるわけですから作曲をもう一度担当してみたりして過去を払拭するような感じに仕上げてもらえたらなぁと思いました。
でもこれはこれで十分納得いくものになった訳ですので個人的には満足かな。

攻略系の文章書こうか悩みましたが、沢山サイトがありますので今のところ書く予定はありません。

 

メタルギアソリッド3 SNAKE EATER / コナミ
(Play Station 2)
期待度:★★★★☆
完成度:★★★★☆
グラフィック:★★★★☆
シナリオ:★★★★☆
サウンド:★★★★☆
満足度:★★★★★
三部作の最終章。
今回はジャングルが舞台で今までと勝手が違います。
敵を後ろから掴んで投げたり、首をナイフで切って殺したり(残酷〜)出来ます。
いわゆるCQC(Close Quarter Combat)といわれる接近戦でのテクニックを今回は多用します。
しかもジャングルということもあり視界を遮るものが壁とかの人造物ではなく自然のものなのでマップも見づらく、
しかも画面にマップが出ていないため(メニューないから大雑把なマップは見ること可能)位置把握や敵の位置などを知ることが出来ません。
まぁネタバレになりますが、このメタルギアソリッド3はメタルギアソリッド1の前の物語で3の主人公は後々にビッグボスと名乗る形になります。
よって時代が前なのでまだソリトンレーダーなどが無いと考えるのが筋なのかもしれませんね。
一番簡単だったボスはたぶんザ・ボス。一番大変だったボスはジ・エンド。
でも2以上の出来だと思います。
でも1にはまだ内容で負けていますが。
どうもシナリオが気に入らないというかエンディングも一部は認めるけど蛇足が多いというか…。
PS3でメタルギアソリッド4が出ることが決まっているので蛇足のない正当法なシナリオを目指して欲しいと思います。
さて、今回のおまけ。SNAKE vs MONKEY 猿蛇作戦。
これ、サルゲッチュのピポザルをメタルギアソリッドのシステムを使いスネークが捕まえるというもの。
なかなかおもしろい試みだと思いました。